タコの食べ方
“タコの処理”基本編
その1) タコの内臓処理
スミをはく口側から、頭の中に指を入れて
みる。口がついている内側に頭と足をつなぐ
スジが縦についていて、そのスジを指で
つまんで切るとタコの頭がクルッと裏返せます。
後は、他のスジも切りながら内臓を取り除く
だけです。
<おまけ>内臓の中に白いかたまりがあったら
ラッキーですよ!!それはタコのタマゴです。
煮て食べるとおいしいですよ。
その2) タコの塩もみ
<ポイント>塩は、並塩を使います。(荒塩はからすぎる)
=らくらく洗濯機方法=
タコ13〜15匹(大タコ1kg級は8〜10匹)を
洗濯機に入れ、湯飲み茶わん山盛り1パイの塩を
一緒に入れてください。
水は入れず…チャンネルは排水にセットしてください。
塩を少なめにしているので水分が無い方がタコ
同志良くもみ合います。
その状態で約8分間回します。
塩もみが終わったら、約3分間水ですすぐ
塩水が流れるようチャンネルは排水のまま。
★手もみでぬめりを取るときは、つい塩を多く使いすぎて
しまうので注意です、タコ本来の甘味をあじわえません。
塩もみしたタコをそのままおくと塩づけになるので
1パイごと洗うと良い。
その3) タコのゆで方
大鍋にお湯を沸かします。
沸騰したらその中へタコを上下に入れたり・出したり
しながら…徐々に沈ませます。
タコを入れた後、再度沸騰したら…1kg級で1分、
0.
5kg級は30秒ぐらいの目安にゆでます。
その後すぐあげてさます。
タコの足などは芯が生ぐらいの方がおいしいので
ゆですぎに注意して下さい。
その4) タコの保存方法
1)
冷蔵庫が大きい場合はとにかくそのままビニール
の袋に入れて冷凍するだけ。
<食べるときは?>
解凍→内臓処理→塩もみ→料理
冷凍したタコぬめりがすぐ取れやすい。
2)
ゆでたタコを冷凍にする場合は…
頭と足をバラバラにしてサランラップ
又はビニール袋に入れて冷凍します。
ゆでたタコは丸ごと入れるとスペースをとるし、
バラバラに小分けしておけばスペースも
とらず、必要に応じて食べる分だけ取り出せ
便利です。
タコの刺身
タコのイボ(吸盤)をつまみながらイボにそって
包丁を入れ…イボをひっぱりながらそぐように
皮をはいでいきます。
鍋にお湯を沸かし沸騰したらその中へタコを
サッとくぐらせます。
その後すぐ氷水で洗い薄切りにしてお好みのタレで
食べてください。(生でも食べられます。)
タコのご飯
塩もみの済んだタコを1cm四方位の大きさに切ります。
お米はといでザルにあげておきます。
いつもの水加減よりも、カップ1/3位水を減らした中に
タコとお米…そして酒としょうゆを入れて炊き上げてください。
(米4合=酒としょうゆ20cc位)
タコの素焼き
塩もみの済んだタコの足をバラバラにして、太い部分は
包丁で割ってください。
フライパンを火にかけ熱っしたらあとは半生ぐらいに
カライリするだけです。塩もみした時の塩味があるので、
あえて調味料はいりません。
油やバターは使いません。
タコのてんぷら
茹でたタコの足を一本ずつ切り取って、串に刺す
適当に包丁目を入れておくと丸かじりするにも食べやすい。
あるいは、いったんぶつ切りにしてから、串に刺しても良い。
それを油で揚げれば出来上がり。
揚げたてのアツアツがおいしいが、冷めてからでもいける。