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☆メジマグロの食べ方

     メジの通称を持ち、イナダ、カツオ狙いで交じって釣れる

    この魚は、れっきとしたクロマグロの幼魚。最近は魚影が

    濃くイナダ、カツオ釣りで必ずと言ってもよいほど釣れる。

    釣り人でなくては、そうそう口にできない魚のひとつだ。

    幼魚といってもマグロはマグロ。一キロ級の刺身はすこぶ

    る美味。ワサビじょう油、ショウガじょう油のいずれも合う。

    ここでは、切り身をしょう油に漬け込んで作るお茶漬け、

    マゴ茶に仕立ててみた。

   《メジマグロの茶漬け》

  材料(2人分)

    一キロ前後のメジマグロの半身

    塩、しょう油、酒、炒りゴマ、ワサビ

    のり、ミョウガ、ダシ昆布、カツオ節

  作り方

1)      メジマグロは頭を落とし、腹ワタを取り出して、よく水洗いする。

2)    水気を切り、三枚におろしたら、半身に軽く塩をふり、10分ほ

   どおく。

3)      さっと水で塩を洗い、水気をふきとったら、刺身の平造りと同じ

   要領で切り身にする。

4)      1対1でしょう油と酒を合わせた漬け汁を作り、切り身を漬け

込む。

5)      冷蔵庫で一晩ねかせる。

6)      鍋に水カップ3とダシ昆布を入れ火にかけ、沸騰したところで

コンブを出し、けずったカツオ節をひとつかみ入れる。

7)      20秒ほどで火を止め、カツオ節が鍋の底に沈んだら、こし網な

どでこす。これを一番ダシという。★

8)      炊きたてのご飯を器に盛り、漬け込んだ切り身をのせ、熱いだし

汁を切り身がひたるまでかけ、ふたをする。

9)      1分ほどしたらふたを取り、細切りにしたのり、ミョウガ、炒りゴマ

を振りかけて、ワサビをのせてできあがり。

 

★印ワンポイントガイド

ここでは一番だしを使ってみたが、普通の煎茶をかけてもおいしい。

本来、マゴ茶とはマグロ茶漬けがなまったものといわれている。

しかし、マグロだけでなく、カツオ、マダイ、アジと、茶漬けのおいしい

魚は数多い。色いろ試してみるのもいいだろう。